(ボッチャ競技説明:日本パラスポーツ協会 YOUTUBE)
パラリンピック競技の一つ、ボッチャは「ジャックボール」と呼ばれる白いボール(目標球)に対して、選手が自身のボール(赤色または青色)を6つ投げ、より近づけたほうに得点が入る。赤色のボールを投げる選手が先攻、青色のボールを投げる選手が後攻だ。
障害者スポーツ(パラスポーツ)は、障害の種類や程度によって選手をクラス分けして、
競技を実施する。ボッチャの場合は、BC1~BC4まで4つのクラスがある。障害が重いクラスで、選手自身がボールを投げることが難しい場合は、勾配具(ランプオペレーター)を使ってボールを転がすことができる。
ボッチャの見どころの一つは、「頭脳戦」であることだろう。
自分のボールをいかにジャックボールに近づけるかだけでなく、相手選手の次の投球を意識して、すでに床にあるボールが相手が投げにくい配置になるように動かす投球をしたりする。
1球投げられた後、次の1球をどこに向けて投げるのか。
選手の頭の中にある戦略を想像して観戦することができる人は、「ボッチャ通」かもしれない。
また、パラリンピックに出場する選手たちはボールを投げる技術が優れており、狙いどおりの位置にピタッとボールを投げる。「神業」と呼びたくなるような投球を目にすると、思わず息をのむかもしれない。
ボッチャの個人戦は、8月29日から予選グループラウンドが始まり、9月1日に準決勝、決勝が予定されている。団体戦は9月3日から予選グループラウンド、9月4日に準決勝、9月5日に決勝の予定。
ボッチャのクラス分け、ルールの詳細、パラリンピック日本代表選手などの情報は、日本ボッチャ協会のウェブサイト https://www.japan-boccia.com/
に掲載されている。
頑張れ!日本!
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