(TOKYOパラスポーツチャンネル:東京都障害者スポーツ協会)
審判が試合開始を告げる「はじめ!」の声が掛かって、わずか数秒。
一瞬で技が決まり、勝敗が決定することも珍しくない。
柔道は、パスポーツでは視覚障害者の競技となっている。
視覚障害がない人の柔道と異なるのは、選手同士が互いに組み合ってから試合を開始する点。組み手が離れてしまうと、審判の「待て」が掛かり、再び組み合ってから試合を再開する。互いにしっかり組み合った状態で試合が進むため、技がしっかりとかかりやすいと言われている。
背負い投げ、大外刈りなど柔道の技がスパッと決まり、審判の「一本!」の声が掛かる瞬間を目にすると、清々しい気持ちになるに違いない。
【ルールを簡単に】
視覚障害により、J1(全盲)とJ2(弱視)の2つのクラスに分かれ、体重階級別に試合が行われる。体重階級は、男子は60kg、73kg、90kg、90kg超、女子は48kg、57kg、70kg、70kg超の各4階級となっている。
競技のルールや日本代表選手の情報、国内大会の開催などの情報は、
日本視覚障害者柔道連盟https://judob.or.jp/
に掲載されている、
パリ・パラリンピックでは、9月5日、6日に予選が予定されている。
がんばれ!日本!
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