パリ・パラリンピック男子(T13:視覚障害)100mの銅メダリスト・川上秀太は、4年後を見据えた次の課題として、「スタートの再現度」を挙げた。
去年の冬からスタートの強化に取り組んでいたが、パリ・パラリンピックの決勝ではスタートが上手く決まらなかった。前の選手を追う展開になり、3着。銅メダルを獲得したものの、悔しい結果になってしまったと振り返った。
4年後のロス・パラリンピックに向けて、海外の強豪選手たちと競るレースでも、自分のベストなスタートを再現できるようにしていきたいと考えている。
■川上秀太(1998年11月22日生、アスピカ所属)
男子(T13:視覚障害)100m日本記録保持者(10秒70)。パラリンピックは、2024年のパリ・パラリンピックに初出場。100mで銅メダルを獲得した。
10月12日・13日に開催されたNAGASEカップ陸上競技大会(国立競技場)では、200m21秒92の日本新記録・アジア新記録をマークした。
(取材・撮影:河原レイカ)
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