
天皇杯・第36回全国車いす駅伝競走大会が3月9日、京都市内で開催された。この大会は、国立京都国際会館前をスタートし、たけびしスタジアム京都までの21.3キロを5区間でつなぐレース。今回は全国から計18チームが出場した。
出場選手の年齢は、最年少14歳、最年長70歳。
埼玉チームは、第2区長谷川太一(19歳)、第3区清水智哉(16歳)、第5区佐々木琴音(14歳)と5区間のうち3区間に10代の選手が出場。チームは総合16位だった。
佐々木は、「この大会に初めて出場して、皆さん、すごく速くて圧倒されたけど、すごく楽しかったです。将来、パラリンピック選手になることを目標にしています。これからたくさん大会に出て、力をつけていきたいです」と話した。
◆熊本チーム 70代の山本、指導する選手とともに

熊本チームは、10代から70代までの幅広い年齢層の選手で出場し、総合14位だった。
2区走者の原かのんは「今回で第2区は3回目となり、だいぶ慣れてきたコースで、繰り上げスタートにならずにタッチができてよかったです。専門種目は100mなので、今年はタイムを縮めていくということが目標。400mにも挑戦して記録を更新していきたいと思います」と話した。
(取材・撮影:河原レイカ)
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