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【東京デフリンピック】陸上男子100mで佐々木琢磨が銅! 連覇ならずも2大会連続のメダルつかむ
陸上男子100m、銅メダルを獲得した佐々木琢磨(右) 大会4日目の11月18日、陸上競技の男子100m決勝で佐々木琢磨(仙台大TC)が今季ベストタイムとなる10秒63(+0.1)で銅メダルを獲得した。陸上競技では日本選手団にとって今大会初のメダリストとなった。 佐々木は前回のカシアスドスル(ブラジル)大会の優勝者で、デフリンピック連覇の偉業に挑んでいた。だが、優勝したエストニア選手は10秒68のデフリンピック新記録、2位に入ったスウェーデン選手は10秒61の同タイ記録というハイレベルなレースのなか、わずかな差で涙をのんだ。 「日本チームとしてメダルを獲れたことを誇りに思う。目標としていた金メダルを獲れなかった悔しさはあるが、メダルが取れて良かった」 予選の11秒16(-0.2)から、準決勝では10秒94(-0.1)とタイムを上げたが、スタートでやや遅れていた。決勝前に念入りに修正を重ね、本番では、「勝負をかけて」攻めのスタート。4歩目くらいでつまずいたが、「後半が大事」 と立て直し、トップ争いを演じた。 4大会連続デフリンピアン
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15 時間前読了時間: 3分


東京デフリンピック 陸上 日本選手が健闘
男子10000m決勝で力走する、佐々木昴(右から3人目)と青山拓朗(同4人目) 東京2025デフリンピック、大会3日目の11月17日は陸上競技がスタート。100m男女予選や男子十種競技決勝(前半5種目)などが行われ、各種目で日本選手が健闘した。100mでは男子で連覇を目指す佐々木琢磨(仙台大TC)をはじめ、出場した日本選手全5名(男子3、女子2)が準決勝に駒を進めた。 男子400mでも出場3選手が揃って準決勝に駒を進めた。その1人、15日の開会式で選手宣誓を務めた山田真樹(びあ)は組2着で進出。「いいスタートを切れた。今日は楽しむことを意識した走った。勝負は明日から始まる」とメダル獲得を見据えた。 20選手が出走した男子10000m決勝には日本から3選手が出場。青山拓朗(台東区教育委員会)が33分46秒48で6位入賞。佐々木昴(広島経済大)は10位(32分20秒88)、中野洸介(北海製罐)は13位(33分46秒48)だった。 青山はスタートから積極的に先頭集団に加わったが、4000mすぎから徐々に遅れ始め、最後は優勝したケニア選手から
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2 日前読了時間: 2分


世界記録まであと4秒 マルセル・フグが優勝
マルセル・フグ(スイス、39歳)が優勝 第44回大分国際車いすマラソン(11月16日)男子(T34 /53/54クラス)は、マルセル・フグが1時間17分51秒で、優勝した。自身が持つ世界記録(1時間17分47)まであと4秒という好タイムだった。2位は、羅興伝(中国、22歳)、3位は、鈴木朋樹(日本、31歳)だった。 笑顔で写真撮影に応じるマルセル・フグ 2位に入った 羅興伝(中国) 3位は、日本の鈴木朋樹 マラソン女子(T34 /53/54)は、マニュエラ・シャー(スイス、40歳)が1時間38秒55で優勝。2位は、パトリシア・イーカス(スイス、36歳)、3位は仲嶺翼(日本、35歳)だった。 マニュエラ・シャー(スイス) ハーフマラソン(男子T51)優勝 清田愼也(31歳) ハーフマラソン(女子T33 /52)優勝 田中照代(66歳) ハーフマラソン(女子T34/53/54)優勝 中尾有沙 (38歳)
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3 日前読了時間: 1分


東京デフリンピック オリエンテーリングで第1号メダリストが誕生
日比谷公園で行われたオリエンテーリング ウクライナ勢が表彰台 東京2025デフリンピックは11月15日に初日を迎え、朝8時から東京・日比谷公園でオリエンテーリングの男女スプリントディスタンス決勝が行われ、日本は男女各3選手が出場した。 オリエンテーリングはオリンピックやパラリンピックでは実施されていない競技。地図と方位磁石だけを頼りに野山などに設置されたコントロール(チェックポイント)を順番に辿り、フィニッシュするまでの速さを競う。この日は日比谷の商業施設前を一人ずつ順にスタートし、地下道などを通って日比谷公園内のフィニッシュを目指した。 男子で日本勢最高の10位となった小嶋太郎(東京都庁)は自身初の国際大会だったと言い、「昨晩は緊張で眠れなかった。練習を重ねてきたが、今日はうまくできたところ、難しかったところがあった。レース中、友だちや仲間が応援してくれて、すごく嬉しかった。技術を磨いて、もっと上に行きたい」とさらなる進化を誓った。 日本女子最高の11位に入った三宅裕子(東京海上日動火災保険)は本格的に競技を始めたのは昨年10月で、国際大会も初
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4 日前読了時間: 3分


第44回大分国際車いすマラソン マルセル・フグら有力選手が会見
車いすマラソン男子(T54)世界記録保持者:マルセル・フグ選手 第44回大分国際車いすマラソン(11月16日)に向けて、有力選手記者会見が行われた。 男子(T54)車いすマラソンの世界記録保持者マルセル・フグ(39歳:スイス)は、2025年のシーズンを締めくくるマラソンレースになることから、「残っている力を全て使い切って、大分でできるだけ早く走りたいと思っている」と話した。 車いす男子(T54)日本記録保持者:鈴木朋樹選手 日本人トップ選手の鈴木朋樹(31歳)は、世界トップのマルセル選手と走ることができる数少ない機会とし、「しっかりついていき、一緒にレースができるように頑張りたい」と話した。 マニュエラ・シャー選手(スイス) 土田和歌子選手 車いす女子 WPA2025世界ランキング1位のマニュエラ・シャー(40歳、スイス)は、晴天の予報が出ていることに触れ、「高速レースになる」と予想。土田和歌子(51歳)は、女子の有力選手たちと一緒に走れることを楽しみにしているとした。 伊藤竜也選手(T52クラス) トラック種目(100m、400m)を専門にし
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4 日前読了時間: 2分


いよいよ開幕!東京2025デフリンピック
聞こえない・聞こえにくいアスリートの国際総合スポーツ大会、「東京2025デフリンピック」が11月15日から始まる。国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)が主催し、夏季と冬季それぞれ4年ごとに開催され、「デフアスリートのオリンピック」とも呼ばれる。25回目の夏季大会となる今大会には過去最多となる81の国・地域や難民選手団なども加えた3,081選手がエントリー。26日までの12日間にわたる熱戦に期待だ。 デフリンピックは日本での開催は初めてで、1924年にパリで第1回大会が開かれてから、ちょうど100周年の記念大会でもある。東京都内を中心に1都2県で全21競技が実施される。 各競技はオリンピックとほぼ同じ国際ルールで行われるが、選手は競技場に入った時点から補聴器等の使用は禁止されている。そのため、運営には国際手話が使われ、競技中も「光」や「旗」などを活用した視覚による情報保障が工夫されている点に大きな特徴がある。 東京2025デフリンピックには日本から過去最多となる270選手(男子158人、女子112人)が史上初めて全21競技にエントリー。
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5 日前読了時間: 3分


ミラノ・コルティナ2026 冬季パラリンピックへ、決意新たに!
TEAM JAPAN公式ウェア発表会 ミラノ・コルティナ冬季オリンピック・パラリンピックの日本選手団公式ウエアを着用した選手たち。(左から)スピードスケート男子の森重航、アイスホッケー女子の浮田留衣と細山田茜、パラノルディックスキー男子の森宏明、パラアルペンスキー男子の鈴木猛史 / ©JOC/JPC/ASICS 来年2月6日に始まるミラノ・コルティナ2026オリンピックの開幕100日前となった10月29日、同オリンピックとパラリンピックの日本代表選手団が表彰式などで着用する公式スポーツウエアが東京都内でお披露目された。ウエアに加え、シューズやバックパックなどを提供するのはアシックス社で、東京2020大会やパリ2024大会などにつづき、今大会もオリ・パラ一体のデザインとなっている。 ウエアのコンセプトは、「パフォーマンスとサステナビリティの両立」。屋内外の気温差も考慮してコンディショニングを保つ機能性や快適性を備えるとともに、キーカラーにはTEAM JAPANの象徴である、「TEAM JAPAN RED」と、朝日が昇る力強さをイメージした「
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11月11日読了時間: 4分


トラック勝負で競り勝ち、自信に
車いすマラソン女子・仲嶺 優勝者会見で話す仲嶺 東京レガシーハーフマラソン車いす女子は、仲嶺翼(ミサトスイミングスクール)が土田和歌子(ウィルレイズ)に競り勝ち、52分14で優勝した。3位は、瀧村和美(日本オラクル)1時間0分22だった。レースは土田と仲嶺が2人が先頭を争う展開。国立競技場のトラックでの勝負になり、仲嶺が先にゴールに入った。 「土田選手とずっと一緒に走っていったんですが、最後にスプリント勝負になるとは思っていなかった」と仲嶺。 これまでは同様のレース展開になると、土田に競り負けてしまうことが多かった。「これまでは勝ち抜くことができてこなかったので、今回それを経験できて、ありがたかったです」と話した。 今年8月にシドニーマラソンに出場した際に、坂道が多いコースに苦戦した経験を踏まえ、帰国後からウエイトトレーニングに力を入れた。まだ1か月程度だが、「これまで漕ぎきれなかったところが、しっかり引っ掛かって漕ぐことができた感触があった。これまでへたってしまっていたところも、しっかり走れたところがあった」と成果を感じている。
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10月24日読了時間: 2分


パラ銅メダリスト、次の頂を目指して
車いすマラソン・鈴木 東京レガシーハーフマラソン車いす選手のスタート、中央が鈴木朋樹 東京レガシーハーフマラソン(10月19日)車いす男子は、鈴木朋樹(トヨタ自動車)が43分08で優勝した。2位は吉田竜太(SUS)45分43、3位に岸澤宏樹(日立ソリューションズ)46分13が入った。車いすマラソンの日本人選手では、鈴木が一人、頭一つ抜け出ている印象だ。スタートから序盤5キロ付近で、他の選手を引き離して独走。そのまま1人でゴールまで走り切った。 ただし、鈴木は余裕で走り切ったわけではなかった。優勝者会見の席では、「正直、きつかったです」と一言。10月12日に米国のシカゴマラソンに出場して3位に入った後、帰国してすぐに今大会に臨んでいた。「内臓疲労があり、途中でちょっと戻して、誤飲もして、むせてしまったりしていた」と、万全な状態ではなかったことを明かした。 「ちょっと気持ちが切れそうになるところがあったんですが、声援で走り切ることができた」と鈴木。コース上ですれちがう一般ランナーからの声援に車いすランナーに対するリスペクトを感じ、自身の力に変
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10月24日読了時間: 2分
パラじゃなくて、デフ
「今日、テレビで、パラリンピックの空手選手のことをやっていたわよ」 8月下旬の週末、暑気払いに出かける道中で専業主婦の友人がこう言った。 2024年にフランス・パリで開催されたパラリンピックの実施競技に、空手は含まれていない。つまり、空手の選手は、直近のパラリンピックに...
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10月12日読了時間: 3分


【パラ卓球】ITTF World Para Future Tokyo 2025が開幕
別所キミヱ選手 パラ卓球の国際大会「ITTF World Para Future Tokyo 2025」が9月10日、東京都墨田区のひがしんアリーナで開幕した。日本、中国、韓国、インド、オーストラリア、マレーシアなど15カ国、約130名選手が出場。初日は男女シングルスの...
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9月10日読了時間: 1分


【ジャパンパラ車いすラグビー】「全員で勝つ」掲げ、日本が優勝
優勝した日本代表チーム ジャパンパラ車いすラグビー競技大会(7月24日~26日、ウイングアリーナ刈谷)の決勝で、日本は韓国に56対49で勝利し、優勝した。 今大会は、日本、韓国、ニュージーランドの代表チームと、日本のエキシビジョンチームが参加した。2025年5月9日現...
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7月27日読了時間: 2分


【NEXT・次へ】陸上・西勇輝 「400mで勝負する」
西 勇輝選手 パラ陸上(車いす・T54クラス)短距離選手の西勇輝は、2026年に愛知県で開催されるアジアパラ競技大会への出場を目指し、400mの強化に力を入れている。 6月7日に仙台市で開催されたジャパンパラ競技大会の400mは1位、記録は48秒87だった。西は、「記録...
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6月22日読了時間: 2分


【世界パラトライアスロンシリーズ横浜大会】雨中で “鉄人” たちが熱戦。ロサンゼルス2028への確かな一歩
PTVI(同6組): 5位:樫木亮太(Sky)&水野泉之介ガイド 横浜市の初夏の風物詩、「ワールドトライアスロンパラシリーズ(2025/横浜)」が5月17日、横浜市・山下公園周辺特設会場で開かれた。同シリーズはパラトライアスロンではパラリンピック、世界選手権につぐグレードの...
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5月24日読了時間: 7分


【連載・第3回】パラリンピック初出場までに「16年」が必要だった理由
吉田竜太選手 自転車のトレーニングでは、自分が今どのくらいの力で漕いでいるかを測定できるパワーメーターという装置を使っている。例えば、普段の練習で200W(ワット)で走っていて、あるレース中に180Wで走っていることが分かれば、あと20Wの余力があるから後半のスピードを上...
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4月24日読了時間: 7分


【連載・第2回】パラリンピック初出場までに「16年」が必要だった理由
吉田竜太選手 ◆16年の競技歴、最初からパラリンピックを目標に ――陸上競技を始めた当初から、パラリンピックが目標だったのですか? 「それはもう競技を始めた最初から。パラリンピックには絶対、いつか出場してやるぞって思っていましたね」 ...
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4月21日読了時間: 5分


【連載・第1回】 パラリンピック初出場までに「16年」が必要だった理由 車いす陸上・吉田竜太
「誰も、僕がパラリンピックに出られるなんて思ってなかったと思うんですよ」 2024年夏にフランスで開催されたパリ・パラリンピック。男子車いすマラソンに出場した吉田竜太(1981年9月28日生、SUS所属)は、地元・江東区の亀戸駅近くにあるカフェで、こう話した。...
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4月19日読了時間: 4分


【オール陸上】シーズン初めのパフォーマンスに手応え
写真:女子100m 白濱顕子選手、ガイド:由井玄太さん オール陸上競技大会が3月30日、江東区の夢の島陸上競技場で開催された。今大会は、一般、小学生、車いすの3部門があり、年齢や障害の有無の壁なく出場できる陸上競技大会で、今年4回目を迎えた。...
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4月5日読了時間: 1分


【天皇杯・全国車いす駅伝】東京が優勝
優勝した東京チーム 天皇杯・第36回全国車いす駅伝競走大会は3月9日、京都市内で開催され、東京チームが優勝した。記録は47分41。2位は福岡Aチーム(48分07)、3位は大分Aチーム(50分26)が入った。 第1区区間賞 福岡A 渡辺勝 第1区 区間2位 岡山 生馬知季...
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3月10日読了時間: 2分


【天皇杯・全国車いす駅伝】10代から70代まで1チームに
埼玉チームで出場した佐々木、清水、長谷川 天皇杯・第36回全国車いす駅伝競走大会が3月9日、京都市内で開催された。この大会は、国立京都国際会館前をスタートし、たけびしスタジアム京都までの21.3キロを5区間でつなぐレース。今回は全国から計18チームが出場した。...
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3月10日読了時間: 2分
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