top of page

東京デフリンピック オリエンテーリングで第1号メダリストが誕生

  • paraspoofficial
  • 13 時間前
  • 読了時間: 3分
日比谷公園で行われたオリエンテーリング ウクライナ勢が表彰台
日比谷公園で行われたオリエンテーリング ウクライナ勢が表彰台


東京2025デフリンピックは11月15日に初日を迎え、朝8時から東京・日比谷公園でオリエンテーリングの男女スプリントディスタンス決勝が行われ、日本は男女各3選手が出場した。


オリエンテーリングはオリンピックやパラリンピックでは実施されていない競技。地図と方位磁石だけを頼りに野山などに設置されたコントロール(チェックポイント)を順番に辿り、フィニッシュするまでの速さを競う。この日は日比谷の商業施設前を一人ずつ順にスタートし、地下道などを通って日比谷公園内のフィニッシュを目指した。


男子で日本勢最高の10位となった小嶋太郎(東京都庁)は自身初の国際大会だったと言い、「昨晩は緊張で眠れなかった。練習を重ねてきたが、今日はうまくできたところ、難しかったところがあった。レース中、友だちや仲間が応援してくれて、すごく嬉しかった。技術を磨いて、もっと上に行きたい」とさらなる進化を誓った。


日本女子最高の11位に入った三宅裕子(東京海上日動火災保険)は本格的に競技を始めたのは昨年10月で、国際大会も初めて。「ゴールできてホッとしている。今日まで頑張ってきてよかった」と笑顔で振り返り、「オリエンテーリングは楽しそうだなと興味を持っていただき、競技人口が増え、盛り上がるきっかけになれば」と話した。


なお、大会第1号の金メダリストは男子を制したウクライナのレヴィツスキー・ナザールで、2022年のブラジル大会につづき大会連覇を果たした。「4年間、金メダルを獲るために努力してきたので嬉しい。いつもは森や林だが、今日は都会の街を走っての金で感動している」と笑顔で話した。


ウクライナはオリエンテーリングの強豪で、男女とも表彰台を独占する快挙だった。

オリエンテーリングは16日も日比谷公園で行われるが、20日からは伊豆大島(裏砂漠)に舞台を変え、21日、23日と中・長距離種目などが行われる。


■サッカー日本男子代表、白星発進


開幕を前に、14日にはサッカーの1次ラウンドが福島県のJヴィレッジでスタートした。13チーム参加の男子では、日本が開幕戦を戦い、オーストラリアを8-0で下して白星発進。「初の世界一」を目標に掲げており、まずは決勝トーナメント進出に向けて順調なスタートを切った。この後、16日にメキシコと、18日にイタリアと対戦する。


5チームがエントリーしている女子は総当たり戦による順位で決勝戦、3位決定戦に進むチームが決まる。日本は15日に初戦を迎え、アメリカに0-5で敗れた。17日にイギリス、19日にケニア、21日にオーストラリアと戦い、上位を目指す。


(フリーライター:星野恭子)


コメント


bottom of page