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【ミラノ・コルティナ冬季パラ】クロスカントリー 川除 全力出し切れた

  • paraspoofficial
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

■クロスカントリースキー/テーゼロ

川除大輝選手
川除大輝選手


クロスカントリースキーは9日から競技が始まった。同日のスプリントレースには日本から10選手が出場した。予選を経てクラシカル男子立位で川除大輝(日立ソリューションズ)と新田佳浩(同)が、同女子立位で阿部友里香(同)が準決勝に進出した。だが、タイム上位の男女各6人が進める決勝にはいずれも進めず、準決勝のタイムによって川除が7位入賞。新田と阿部はそれぞれ9位だった。

 

10日は10㎞レースが行われ、日本からは12選手(視覚障害のガイドを含む)が出場した。クラシカル男子立位で川除と同女子で阿部が4位、同男子の新田と同女子の岩本美歌(北海道エネルギーパラスキーチーム/青森大学)が7位にそれぞれ入賞した。

 

川除は2022年の北京大会では20㎞クラシカルで金メダルに輝いていており、メダル獲得が期待されたが、一歩及ばずだった。気温が高く、雪が融け、「過去に経験がないくらい」という荒れたコースに苦戦した。ワックス選択も難しい雪質に、高いスキー技術を誇る川除でも急な登り坂で2度も転倒したという。

 

目標としていたメダルに届かず、川除は「申し訳ない気持ちもある。でも、『レースを楽しむ』というもう1つの目標はできた。昨日の(スプリント)レースから今日にかけて、自分の中では全力を出し切れたという気持ちがやっぱり大きい」とうなずいた。メダルまであと1歩の4位には、「メダルを取る実力はあるという自信を持てた。今後のレースに繋げて行きたい」と前を向いた。



阿部、自己最高の4位
阿部、自己最高の4位

 

パラリンピック4大会連続出場の阿部は個人種目自己最高位となる4位に、「これまで、パラリンピックという4年に1度の機会に自分のパフォーマンスを発揮することの難しさを感じてきた。だから、今回4位という成績を獲れて満足している。嬉しい」とかみしめた。

 

2023年に第1子を出産して、翌年に復帰した。急ピッチでの調整になったが、逆に強くなる糧にした。「体のことだったり、栄養面だったり、全部専門の人にお願いして取り組んできた。今日も10km走るので、昨日はカーボローディングもやった。本当に準備をしっかり積み重ねてきたので、それが出せたんじゃないかなと思う。フィニッシュまで力を出し切れた」と充実の表情だった。

  


パラアイスホッケー


日本は10日、予選リーグ最後となるスロバキア戦に臨んだ。ここまで0勝2敗で準決勝進出は逃していたが、初勝利を目指して果敢に戦った。試合序盤、鵜飼祥生、新津和良とつないだパックを伊藤樹が鮮やかなシュートで先制した。だが、その後はギアをあげたスロバキアの猛攻を止められず、1-5で敗れた。

 

予選3戦の結果、日本はB組4位となってプレーオフ(準決定予備戦)に回り、12日にA組3位のイタリアと対戦した。この日も序盤からゴールを狙うも、相手GKの好守などに阻まれる。逆に、ペナルティによる相手パワープレー中に先制され、その後も地元ファンの声援にも後押しされ、イタリアが得点を重ね、日本は0-5で敗れた。

 

この結果、日本は14日の7-8位決定戦に進み、スロバキアとの再戦が決まった。



(取材:フリーライター:星野恭子) 

(提供:日本障害者スキー連盟/撮影:吉村もと)

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